豊かな時代に居合わせたがゆえに、われわれは好きなものを、好きな時に、好きなだけ口にできるようなった。その豊かさが今、多くの現代病をともなう危険な食生活へと日本人を向かわせている。「食べる」とはどういうことなのか、わかりにくい栄養学上の問題点を、図解によってわかりやすく説き、飽食の時代の、正しい食事のありかたを示す、新しい栄養学ハンドブック。