• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1952 2015.10.22

①1級遷延性意識障害を残す33歳男子が入所する介護施設の将来入所費を平均余命まで年額240万円で認めた ②29歳男子の2級主張高次脳機能障害を5級認定し、自宅付添介護費日額5,000円、将来付添介護費同3,000円で認めた ③37歳男子2級主張の脳脊髄液減少症は起立性頭痛なくブラッドパッチ治療も不奏功等から発症を否認、頸部痛等の14級後遺障害と認定した ④追突された43歳女子の神経症状を14級認定し、無症状であった頸椎椎間板ヘルニアの発症で30%の素因減額を適用した ⑤本件受傷では股関節障害の原因認められず、40歳女子の小学生時に病変認められ本件事故との因果関係を否認、争いない12級骨盤骨変形を認めた ⑥42歳男子の左膝関節部痛を他覚的に裏付ける医学的所見なく14級9号後遺障害認定した ⑦乗用車を運転停止中、対向自動二輪車に右側面衝突されての受傷は、防御態勢を採ることができ深刻なものではないと認定した ⑧黄信号で20㌔㍍制限道路を42㌔㍍で加速進入被告乗用車に対し、赤進入A自転車の過失を4割と認めた ⑨接触箇所から片側4車線交差点で合図なく車線変更した原告原付自転車の過失を7割と認定した ⑩ゼブラゾーンに入って右折の被告乗用車の右側面に衝突の原告自動二輪車の過失を7割と認定した ⑪エラーなく100%開く保証はないと原告乗用車のETC開閉棒衝突による損害賠償請求を棄却した ⑫飼犬轢過の「外形的事実は認められず」故意判断までもなく対物賠償保険の適用を否認した ⑬31歳男子Xの人身傷害保険金の請求はXが意図して作出した事故で症状も詐病と推認される等から故意に招致した事故として請求棄却した ⑭照明で敷設鉄板の隙間を知らせていない等、原告自転車に過失なく被告会社の全部過失を認めた

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