①49歳主婦主張の7級高次脳機能障害は意識障害等認められず主張の根拠の診断書及び意見書は採用し難いと発症を否認した ②自賠責1級1号高次脳機能障害を残す61歳男子の退院後の介護費を日額8,000円で認めた ③意識障害を残す38歳男子の高次脳機能障害を自賠責同様2級1号認定し将来介護料を日額5,000円で認めた ④四肢麻痺等から自賠責3級3号認定の後遺障害を残し大学に復学する19歳女子の将来介護費を日額3,000円で認め、労働能力喪失90%で後遺障害逸失利益を認定した ⑤52歳男子7級主張の中心性頸髄損傷は特徴的な症状と合致しないと否認し、自賠責同様14級9号を認定した ⑥9級16号認定の外貌醜状を残す16歳男子高校生の後遺障害逸失利益を公務員内定等から2.5%の労働能力喪失で認めた ⑦前件事故で14級を残す64歳男子の7級平衡機能障害等の併合6級主張は頸髄損傷認められず否認し、他覚所見ない等からも本件事故による後遺障害の残存を否認した ⑧56歳女子の本件事故の10ヶ月前の脚立等から転落の衝撃は大きいと受傷を認め、本件タクシー同乗中の受傷を否認した ⑨追突され頸部及び腰部受傷の42歳原告の受傷程度は事故後の通院加療1ヶ月と認定した ⑩高速道路上で自損事故停止中の被告Y車に被告V車が追突しY車前方に佇立中のAが積載物に衝突され死亡した事故で被告らの共同不法行為を認めAに1割の過失を認定した ⑪路外左折進出した同一方向走行中の被告乗用車と合図見落としの原告自動二輪車の衝突は原告の過失を15%と認めた ⑫超軽量動力機の着陸時転倒事故で女子原告が飛行することの危険性を認識していたとはいえないと好意同乗減額を否認し、シートベルト不装着で3割の過失を適用した