• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.2021 2018.9.13

①58歳女子主張の2級高次脳機能障害又は9級10号非器質性精神障害を否認し自賠責同様14級9号後遺障害を認定した ②43歳女子12級主張の外傷後ストレス障害を否認、自賠責同様非器質性精神障害等併合14級認定した ③顔面醜状から自賠責9級16号認定を受ける15歳女子の後遺障害逸失利益を14%の労働能力喪失で認定した ④42歳男子10級主張の右肩腱板断裂を否認して自賠責同様14級9号後遺障害を認定した ⑤11月発生の本件事故による44歳男子会社員の後遺障害逸失利益は事故当年収入を否認し、事故前年収入を基礎収入として認定した ⑥Y乗用車にドアミラーを接触され急ブレーキを掛けたことで受傷したとのXは負傷に至る急制動とは認め難いと受傷を否認した ⑦四肢麻痺等の自賠責1級1号後遺障害を残し症状固定の約5ヶ月後に死亡した86歳男子Aは本件事故による死亡と認定した ⑧67歳男子の接骨院施術費用は医師の指示又は症状管理の下されたものではない上、その必要性及び有効性も立証がないと事故との因果関係を否認した ⑨高速道路料金所前広場におけるX乗用車との接触事故で進路変更類似のY大型貨物車に8割の過失を認定した ⑩同僚乗用車に同乗中の脱輪事故による原告の受傷は結託しての故意事故を否認し共済金支払い等を認容した ⑪Y市が管理する道路の陥没に転落したとするXベンツの損傷は事故の発生に疑いが残り、X車損傷との因果関係は認められないと請求を棄却した ⑫居眠り運転で川に転落し大破したとの保険金請求は原告の供述信用できず、動機も認められ、保険契約3ヶ月半後の発生から原告の故意として請求を棄却した

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