• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1921 2014.7.10

①当日の病院帰りに警察の階段の上り下り等、タクシーと接触の56歳男子の外傷性脳損傷等否認して14級認定した ②18歳男子の自賠責5級高次脳機能障害はコミュニケーション可能等から7級認定し大学卒平均年収の9割を基礎収入に20歳から67歳まで後遺障害逸失利益を認めた ③減収のない45歳有職主婦の休業損害に「家事労働加算」認められないと家事休業損害を否認した ④併合5級残す56歳男子の住宅改造費は完全バリアフリー、洋室への変更必要ない等、請求額の3割を認めた ⑤39歳男子会社員の自賠責10級右手関節障害は可動域悪化もある等労働能力14%喪失で後遺障害逸失利益を認めた ⑥33歳女子の10級咀嚼障害は事故前同様に改善、治療中断からも因果関係認めず後遺障害を否認した ⑦自動二輪車で転倒衝突の44歳男子は既往の頸椎ヘルニアが増悪したと12級13号の後遺障害を認定した ⑧追突された49歳女子の第3腰椎圧迫骨折認め、67歳まで20%の労働能力喪失の逸失利益等に2割の素因減額を適用した ⑨丁字路交差点右折車同士の衝突は原付自転車に2割過失、潜在嚢胞で2割素因減額を適用した ⑩Y運転で発進した生コン車に衝突された路上作業の原告にはYが運転席に乗り込んでいるかの確認を怠ったとして20%過失を適用した ⑪複数車線を越えての右折車線進入が予測し難いとし速度超過の乗用車4、側道から右折車線進入の自動二輪車6の過失を認めた ⑫左折進入した交差点から23㍍での衝突は車線変更車・左折車のX60、速度超過Y40の過失を認定した ⑬他車両を有する塗装業16等級のXには家賃・ローン滞納等、下取価格185万円、保険金額570万円の経済的利益からもXの「意に基づく」と盗難の保険金請求を否認した ⑭「アクセルを踏み続けて」被保険車両の崖下転落はAの「故意によって生じた」と人身傷害保険金等の請求を棄却した ⑮旅館店舗経営のXの体調不良、借入金返済も滞る等、火災はXの「放火によって生じた」と保険金請求を棄却した

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