京都府警捜査一課の検視官に東大法学部出身、29歳の警視が着任した。江夏冬子、瞳の大きなスタイル抜群の美人である。着任の翌日、早速、事件が起きた。密室の勉強部屋で中学3年生の女の子が死んでいたのだ。冬子はたちまち少女が妊娠三、四カ月で、首を絞められて殺されたことを見破ってみせた。