• Author平松洋子 下田昌克
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784167913908
  • Publish Date2019年11月

かきバターを神田で

熱いバター醤油にまみれた立派なかき、清らかなせん切りキャベツ、黄色い芥子。

あの光景を思い浮かべただけで―ー平松さんが悶絶する、冬の名物・かきバター定食。



寒い夜、家に戻る途中「肉豆腐が待っている」と思うだけでものすごく安心する――

昨日より豆腐に味が染みて、ねぎもとろとろに甘く…「煮汁につけておいたゆで卵」!



冬の煮卵、かきバター焼定食、山形の肉そば、ひな鶏の素揚げ、デミグラスソースがたっぷりかかったトンカツ、あるいは、ちぎりトマトにサザエカレーに水茄子…



世の中の美味しいもの、美味しい味を生むお人柄、美味しい料理の背景。

週刊文春人気エッセイをオリジナル文庫化した一冊。



解説・堂場瞬一

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