• 著者宮田毬栄
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784166603725
  • 発行2004年3月

追憶の作家たち

小説のなかに、作品の背景に、作家自身の顔を想像することはないだろうか。作家はあらゆる人間を描くことが可能であるが、それでは、人間とは何かを考え、創作する人間、つまり作家とはどんな人間なのだろうか。-わが国で初めて文芸誌の女性編集長になった筆者が、親しく仕事をつづけた多くの作家のうち、とりわけ思い出深い七人の作家、松本清張、西条八十、埴谷雄高、島尾敏雄、石川淳、大岡昇平、日野啓三それぞれの実像を、あざやかに描出する。

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