• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1898 2013.7.25

①日没後国道流入路付近で訴外人を救助中の20歳女子は被告の速度超過等から過失相殺1割と認定した ②営業車両に部外者の原告が同乗時の事故でタコメーター無し車両等監督する意識低い等から被告会社の責任減額を否認した ③5級2号高次脳機能障害を残す8歳男子に退院後介護費日額4,000円、症状固定後の将来付添費日額3,000円を認めた ④追突された58歳男子の低髄液圧症候群は布団の上で転がり回る痛み等の症状から厚労省基準等を充たさないと否認し14級神経症状と認定した ⑤芸能事務所所属23歳女子の自賠責7級顔面線状痕の後遺障害逸失利益を労働能力喪失率20%と認めた ⑥自転車に衝突され転倒12級請求の31歳女子は精神症状等で長期化との因果関係を否認して症状固定約半年、14級後遺障害を認めた ⑦双方赤信号に変わった直後右側ミニバンの陰からの原告横断歩行者と左折発進被告車の衝突で原告の過失15%を認めた ⑧Y自動二輪車の脱げたヘルメットで急制動の乗用車運転のX受傷は供述では右腕、診断書では左上肢等から受傷を否認した ⑨乗用車同士の衝突での下半身麻痺の女子は器質・神経損傷なく事故との因果関係を否定した ⑩35歳男子の4度目の自賠責後遺障害認定は併合9級も馴化・回復等から労働能力喪失率を30%と認めた ⑪追突された62歳男子の自賠責12級13号認定は6年前の受診、4年前事故による14級等の自然増悪として本件事故での後遺障害を否認した ⑫左側路外から右折進入被告車の過失重大で後方を転倒滑走の非接触自動二輪車の過失を10%と認めた ⑬追突乗用車の修理費8万円余で、被追突キャンピングカーの修理費388万円余の損害との因果関係を認めた ⑭自宅から19.6㍍のコンクリート擁壁に衝突死は車両大破、エアバッグ作動も搬送時心肺停止等の態様からも故意認定して請求棄却した ⑮自宅駐車中のベンツには全周に執拗かつ徹底的ないたずら傷と供述の変遷等から保険金請求を棄却した

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