• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1923 2014.8.14

①5級2号高次脳機能障害を残す39歳男子の症状固定までの自宅付添費日額5,000円、将来介護費同2,000円で認めた ②31歳男子の頭痛・めまい等低髄液圧症候群の治療と事故との因果関係を認め後遺障害9級認定し35%の労働能力喪失で逸失利益を認めた ③追突された50歳男子の症状固定は1年半後とし、その1年8ヶ月(事故後3年3ヶ月)後の検査等で高次脳機能障害を否認した ④36歳女子の低髄液圧症候群は起立性頭痛の存在や外傷後30日以内の発症なく診断基準に合致しないと否認した ⑤事故約3ヶ月前から神経症状等で治療中の44歳女子の9級主張精神障害は相応に重い精神症状が継続していたと本件事故との因果関係を否認した ⑥19歳女子短大生の左足関節障害と瘢痕の併合7級後遺障害逸失利益を、キャバクラ勤務等から症状固定後5年間を除き67歳までの56%労働能力喪失で認めた ⑦51歳男子の左上肢障害の発症機序が明らかでなく本件事故との因果関係を否認、自賠責同様14級認定した ⑧頸髄損傷5級2号主張の染色作家の診断は「暫定的」として8ヶ月後には後遺障害なく症状固定と認定した ⑨転倒した車道で衝突された83歳男子の事故と死亡との因果関係認め素因と過失各30%と認定した ⑩渋滞車両を追い越すため中央線をはみ出して走行したと原告自動二輪車の過失を70%と認めた ⑪Yレンタカー(2㌧トラック)の店舗損壊には重大な事由に虚偽の説明を重ねた故意免責事故として請求棄却した ⑫乗用車を運転して遮断棹降下後の踏切内進入は「故意によるものではないことが証明されたともいえない」と搭乗者傷害保険金等の請求を棄却した ⑬初度登録12年のキャンピングカーの川転落は偶然性の立証に加え、重大な過失と、受傷には他覚所見でも約款免責を認定した ⑭1歳2ヶ月幼児の被告保育園で昼寝中の心肺停止は原因不明で窒息認められず被告の保育上の注意義務違反等はないと請求を棄却した

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