• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1924 2014.8.28

①47歳女子の高次脳機能障害を自賠責同様2級認定し、1人で路線バスに乗って通所やネットカフェ利用等から常時介護を否認して将来介護費用は現状の介護体制の年間約314万円で認めた ②自賠責3級高次脳機能障害も易怒性等で医療保護入院の62歳男子の介護費用を入院料と週2日の職業人での日額1万円と認定した ③完全型植物症を残す77歳女子の傷害分420万円、後遺障害分2,800万円、過失2割考慮で子2名各80万円の慰謝料を認めた ④36歳男子の自賠責7級認定中心性頸髄損傷は上肢軽度麻痺、下肢中等度麻痺の残存から後遺障害3級認定した ⑤追突された21歳女子は事故直後に自ら父親に電話等、意識障害認められないと高次脳機能障害の発症を否認した ⑥通報での警察官急行中に路上横臥の34歳医師AがY車に轢過はY車の30㌔㍍速度超過等でAの過失30%と認めた ⑦追突された自賠責7級4号(12級加重障害)受ける38歳男子の本件の損害を既往症減額50%で認定した ⑧21歳女子店員の12級後遺障害逸失利益の基礎収入を症状固定後5年間は実収入、以降センサス女性全年齢平均で認定した ⑨重度のⅠ型糖尿病で入院繰り返す53歳男子の休業損害、14級9号後遺障害逸失利益を否認、後遺障害慰謝料75万円を認めた ⑩実母介護で退職「専業主夫」の原告の休業損害は基礎収入をセンサス女子平均で逸失利益は月額25万円で認めた ⑪47歳男子調理師の休業損害は市民税・県民税証明書の給与収入により休業10日、半休3日で認定した ⑫飛び石によるアウディ及びベンツの損傷は保険契約締結時に当然に生じることが予定されている損害であり、偶然な事故とは認められないと車両保険金請求を棄却した ⑬初度登録から10年被保険車両クラウンが幅員約6㍍の道路上でUターンの際に用水路へ水没は原告の故意として車両保険金請求を棄却した ⑭右手示指を荷台とアオリの間に挟まれての負傷は約款免責事項の「荷物等の積卸し作業に従事中に当該作業に直接起因する事故」として交通事故傷害保険金請求を棄却した

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