• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1917 2014.5.8

①社会行動能力半減の5級高次脳機能障害等併合4級残す59歳女子の将来介護費を日額3,000円で認めた ②追突された63歳男子の低髄液圧症候群発症を否認し、めまいでの12級13号を認め前年の事故受傷等で2割の素因減額を適用した ③40代女子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛認められず各診断基準のいずれにも該当しないと発症を否認した ④原告の虚偽請求に応訴した被告の精神的苦痛には慰謝料50万円認めた ⑤37歳男子の11級脊柱変形の後遺障害逸失利益を実収入の20%で28年間認め、繊維筋痛症は事故との因果関係認められないと否認した ⑥左背後から貨物車に衝突された32歳女子のPTSDは原告の主観としては生命にかかわる大事故として非器質性障害12級認定し10年間14%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた ⑦5年前の被追突では受傷否認も衝突後の路上転倒の本件事故では、頸・腰部痛を継続等14級認定して素因減額を否認した ⑧40歳女子は自転車での原付自転車との出合頭衝突で右オトガイ部骨折等10級後遺障害を残したと認定した ⑨身体障害者4級認定の43歳男子の歩行障害は器質的損傷なく自賠責非該当とし顔面神経不全麻痺による12級と認定した ⑩24歳男子の症状固定後の悪化、器質的原因認められず左肩痛は自賠責同様14級9号認定した ⑪3年後には専門学校生の17歳男子高校生の左足関節障害等併合11級後遺障害を67歳まで労働能力喪失20%で認めた ⑫交差点から40㍍地点の車両間を抜けて横断の75歳女子の過失を25%と認めた ⑬被保険リース車の用水路転落は被告解析等から「意識的なハンドル操作を行った」等と原告の保険金請求を棄却した ⑭過去3回の単独事故・保険金受領歴から衝撃を「了知していたとも言いうる」電柱衝突として故意事故を認定し保険金請求を棄却した

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