• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1887 2013.2.14

①軽微追突された46歳男子の5級脊髄症状との因果関係を認め後縦靱帯骨化症が難治性の特定疾患として5割素因減額した ②深夜時速30㌔㍍制限道路で乗用車に追突された原告自転車は飲酒、左端走行しなかった過失1割と認定した ③乗用車と接触した46歳男子歩行者の外傷性頸椎椎間板ヘルニアの因果関係を認め労働能力喪失20%と認定した ④原告ライトを認めながら左折進入の乗用車と衝突の直進自動二輪車には、直接第2車線進入が「予見可能な範囲」と15%の過失を認めた ⑤左端駐車から発進直後の右折待機中の乗用車の右側を通過して左折しようとした61歳女子自転車の過失を5%と認めた ⑥転倒自動二輪車との衝突地点は回避後としてより多く道路右側に出ていた被告乗用車の過失を80%と認めた ⑦対向車を停止させ子供の横断補助をしていた横断歩道上のAに速度超過の被告乗用車の衝突はAに過失は存しないとした ⑧21㍍前方にA自転車を認めていた等一時停止道路から進入の81歳女子Aの過失割合を20%と認めた ⑨寄付で一家5人の生計を維持する41歳男子宣教師の基礎収入はセンサス男子同年齢の50%と認定した ⑩性風俗接客従業者の収入は違法性を含み無申告等からもセンサス女子同年齢の70%と認めた ⑪集中豪雨、道路冠水から下車避難中の濁流による溺死は運行起因性を否認して自賠責保険金請求を棄却した ⑫農業用温室等の損害額は中古車の時価額算定の手法に準じた額の更に3分の1を減額して認容した ⑬納車間もない新車高級車の評価損は「通常よりも大きい」と修理費の5割を認定した ⑭47歳男子運転手の網膜動脈閉塞症はふらつきの高血圧症状出現も受診せず実労働時間からも業務起因性を否認してY社の賠償責任を否認した ⑮保険契約1ヶ月未満の火災は可燃物があっても窓締め切りで半焼であり、出火後に鍵を閉めて退店等原告の故意出火を認め請求棄却した

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