• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1889 2013.3.14

①自賠責2級高次脳機能障害主張の31歳男子は塾経営の目標を業界誌に語り現実に事業拡大等から14級神経障害と認定した ②同一医師から3度の後遺障害診断を受ける34歳男子は2度目の診断日が時効始期とされて請求を棄却した ③Y契約者の告知内容を調査する義務はなく無免許Yは免許証の色を告知していることから告知義務違反を認めた ④単独事故による車両保険金請求はエアバッグの血痕等、妻運転ではなく飲酒の原告運転と認め約款通知義務違反とし原告の請求を棄却した ⑤自動二輪車で事故79日後にも再度事故の父親介護の40歳女子は近く就職して年収300万円が「見込まれていた」と認定した ⑥乗用車同士の出合頭衝突の約5ヶ月後には運転、その後の外傷回避は診断基準に照らして認められないとPTSD発症を否認した ⑦右急性硬膜外血腫等から外傷性ストレス障害を負ったが医学的な裏付けなく後遺障害は認められないとした ⑧76歳女子はボンネットから転落・腰椎圧迫骨折等で本人の強い希望入院関係費の4割の因果関係を認めた ⑨選手生命を絶たれたと主張のコンビニ駐車場で衝突された31歳男子競輪選手は検査後出走までの16日分の損害を認めた ⑩75.2㍍手前で黄に変わる状態で被告車横断歩道進入も押しボタンを押し赤時点での横断開始の歩行者の過失を15%認めた ⑪被告車は直進車線から「左ウィンカーを出して」左折等から左折車線を左折の原告車の過失を5%認めた ⑫一時停止道路から直進普通貨物車に対し交差点出口横断歩道を右から左へ横断自転車85歳女子に5%過失を認めた ⑬初度登録6年目BMWの車両保険金額が更新後には200万円減少と認識、契約満期2日前消火剤まかれての全損は故意として請求棄却した ⑭4年前から会社休眠、年間80万円の保険料で14、15回保険事故等からもベンツでの川転落死の偶然性を否認して傷害保険金請求を棄却した ⑮消防を待つ間に仕事関係者に電話、通帳と現金を車のトランクに置いていた等「Xの故意」認めて火災保険金請求を棄却した

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