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  • 著者肘井学
  • 出版社KADOKAWA
  • ISBN9784046041593
  • 発行2019年11月

大学入試肘井学の作文のための英文法が面白いほどわかる本 / 音声ダウンロード付き

次の日本語を正しく英訳できますか?
『年を重ねると、月日の流れがどんどん速くなる。』
実際に過去の難関大の入試で出題された問題です。この日本語を正しく英訳するには、「年を重ねると」の主語を補って、「私たちが年をとるにつれて」と日本語をかみ砕き、修飾語を使い、かつ、比例のasを使うと判断します。次に、「月日の流れがどんどん速くなる」をそのまま英訳しようとすると、堂々巡りとなってしまいます。まずは主語を補って、「私たちは時間がたつのをますます速く感じる」と、日本語をかみ砕くことで、いとも簡単に英作文を完成させることができるようになります。
この一連の作業を、本書では『和文図解』×『和文変換』
としています。『和文図解』は、日本語のどこが英文のSVOCMに相当するかを分析する作業です。そして、『和文変換』は、英作文をするには難解な日本語をかみ砕く作業です。
本書では、英作文に必要な重要ルールを体系化しました。扱う英文は全て実際の大学入試で出題された問題を厳選。また、実際に自分の手で英作文を書くことができるように、別冊に単語、フレーズレベルのOutput Sheet、そして文レベルの口頭英作文練習帳を付けました。Output Sheetで単語・フレーズレベルでの日本語⇒英語の練習、口頭英作文によって文レベルでの日本語⇒英語の練習を徹底反復
とすることで、『英作文脳』をつくっていきます。
近年では、国公立大学のみならず、早稲田大、慶應義塾大、学習院大、中央大、明治大、同志社大といった人気私大でも英作文が出題されます。読解や文法以上に、差が付きやすく、合否を分ける決め手となります。たとえ試験本番一か月前でも、本書を一冊完璧にすれば、無敵の英作文の力を身につけることができます。

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