日本の時価総額トップ500社を調査・検討して、企業価値創造会計を提案する。企業価値の基本概念の体系的な整理を試みながら、その背景に存在する重要因子指標を抽出・検証して行くプロセスを考察している。企業価値を具体的に測定する方法として、本質的企業価値、会計的企業価値、そして市場的企業価値と整理しながら、企業価値創造会計は,、人的価値創造会計、 顧客価値創造会計、 株主価値創造会計そして社会価値創造会計と体系化している。人的価値の向上を通して、 顧客価値を向上させ、究極的には株主価値を向上させ、さらに社会価値を向上させる好循環の仕組みを創造することを支援する主として会計的なアプローチである。