• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1910 2014.1.23

①追突された10ヶ月後大学院入学・卒業の23歳男子の7級請求の高次脳機能障害は意識障害なく、次第に増悪等で否認、14級神経障害を認めた ②61歳男子には事故直後の継続的な意識障害なく7級高次脳機能障害を否認して12級非器質性精神障害を認めた ③右長拇指伸筋断裂後の評価で46歳男子の自賠責11級後遺障害を実際の測定の方が信用性があると10級とし併合9級認定した ④痛み伴う左鎖骨骨折後の自賠責12級5号残す27歳女子保育所勤務の後遺障害逸失利益を実収入で10年間10%の労働能力喪失で認めた ⑤自転車にまたがって停車中の女子左肘に対向原付自転車の荷台集荷箱が接触し頸椎捻挫での14級9号後遺障害の残存を認めた ⑥22年前から断続的受診歴有する62歳女子の被告バス乗車時にドアが閉じる際の衝突・受傷で12級後遺障害を認めて30%素因減額を適用した ⑦扶養親族の記載ない47歳公務員主婦の死亡逸失利益算定での生活費控除を4割と認めた ⑧週3回人工透析に通院する専業主婦の休業損害はセンサス女子平均の50%を基礎に認定した ⑨衝突に気づき停車の被告に対し、下車タクシーの前方から酔った状態で第2車線に出た原告歩行者の過失を50%認めた ⑩深夜、急減速先行車を20㌔㍍速度超過で左追い抜き中の衝突で分離帯を越えて小走り横断の65歳男子亡Aの過失を2割と認めた ⑪左方を見ながら右折発進が認識できた原告自動二輪車は減速等の慎重な対応を欠いたとして15%過失を適用した ⑫片側3.1㍍追越禁止道路で路外へ右折被告原付自転車に後方から原告自動二輪車の転倒・衝突の過失は30%と認めた ⑬トラックを挟み後行自動二輪車右前部が先行原付自転車の原告左肘衝突は進路変更として原告に6割過失を認めた ⑭初度登録から約10年ランボルギーニ・ディアブロのフロントフェンダー割損は構造上に問題のあるダメージとは言い難く修理費120万円余認め評価損は修理費の3割と認定した ⑮57歳男子の車での海中転落死は統合失調症の抗精神薬減量申し入れ5日後等、偶然の事故の立証なく保険金請求を否認した

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