• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1907 2013.12.12

①45歳女子の脳脊髄液減少症は事故後約1年2ヶ月時点では起立性頭痛はなくブラッドパッチでの改善も認められないことから否認し、国際頭痛分類第3版βの診断基準によっても罹患は認められないとした ②パトカーから逃走、優先道路飛び出しには父親の乗用車で飲酒に加わった同乗Zの不法行為責任を否認した ③死亡Aとの衝突は過失、その後の引きずりは故意、無免許、飲酒、逃走のY乗用車に対しAに5%の過失を認めた ④Uターン切り返しほぼ回転完了被告乗用車への自動二輪車の衝突に4割の過失を認めた ⑤夜間、幹線道路交差点の右折車線から禁止に反しての転回被告車に対し速度超過の原付自転車の過失相殺認めないとした ⑥小学2年生にも横断禁止、自動車の直前直後横断等を考慮して右側から横断に4割過失を認めた ⑥被告の乗用車後部が大回り左折で第2通行帯走行の原告タンクローリー前部に衝突で1割過失を認めた ⑦業者入り乱れての騒音の作業所内で後退のフォークリフトに衝突された原告作業員の受傷で元請会社の責任は否認、原告の過失は1割と認定した ⑧被告乗用車後部座席同乗中の40代主婦が急ブレーキによる受傷での12級後遺障害主張は医学的証明なく治療期間3ヶ月で後遺障害の残存を否認した ⑨6年前の玉突き追突での自賠責14級受けた専業主婦は1年前に治療終了、駐車場内事故は軽微で3ヶ月半後には治癒と認定した ⑩30歳女子の労災7級後遺障害は確定判決の既判力及ばないとして12級13号を認めて損害を認容した ⑪自転車での非接触事故で右第2指MP関節障害等から労災12級認定も機能障害の残存認められず自賠責同様14級神経障害を認定した ⑫追突された原告は2日後出勤、「医師の指示ではない」接骨院通院治療費等との因果関係を否認した ⑬弁護士費用等担保特約による判決で認定された弁護士費用と既払い保険金の合計額が弁護士に支払った費用の合計額を超過する場合は保険金支払い義務はないと認定した ⑭61歳男子の小指切断による傷害保険金請求は受傷状況の変遷等信用できず偶然性を否認し請求棄却した

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