• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1902 2013.9.26

①11歳男子の自転車加害事故で損害額約9,500万円を認定し、母親に監督義務を果たしていなかったと賠償責任を認めた ②起立性頭痛認められず8回のブラッドパッチも症状の改善ない等から32歳女子の低髄液圧症候群を否認、67歳まで5%の労働能力喪失で逸失利益認めた ③51歳男子の12級精神面の後遺障害との因果関係を否認して頸部痛の14級相当と認めた ④示談成立内容は12級にとどまり、けいれんから7級高次脳機能障害への効力は及ばない等として7級後遺障害慰謝料710万円、近親者分固有慰謝料45万円認めた ⑤36歳男子の自賠責14級左拇指IP関節障害は可動域角度2分の1以下に制限から30年間27%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた ⑥自賠責併合10級後遺障害を残して復職42歳男子会社員の逸失利益を定年まで実収入、定年後センサス同年齢で労働能力喪失20%により認めた ⑦12級13号残す65歳女子会社取締役の収入を960万円、12年間14%の労働能力喪失で認定した ⑧衝突された46歳女子の骨盤骨折後の鈍痛は立ち仕事が辛く14級として5年の労働能力喪失を認めた ⑨自転車同士の出会い頭衝突で左右確認をするには不十分なカーブミラーを一瞥しただけで目視による安全確認を怠ったと原告自転車に5割の過失を認めた ⑩銀行駐車場の同一駐車枠に前進進入原告車と後退進入被告車の衝突による過失を原告6割と認めた ⑪非接触A原付自転車の転倒は被告タクシーが客の合図による急な車線変更としてAの過失を2割と認めた ⑫生活道路の幅員いっぱいに脚立を立てての作業中、自転車に衝突され転倒、死亡の過失割合は自転車の前方不注視、脚立の通行妨害等からそれぞれ50%と認定した ⑬真冬の公園で一夜を明かす行動は通常では考えにくく飲酒運転の発覚を恐れ隠蔽する行動として酒気帯免責により請求棄却した ⑭乗用車の全損状態での保険金請求は「新価特約」切れ間近の防犯装置付、初利用駐車場等から損傷の偶然性を否認、請求棄却した ⑮修理車両のエンジン交換等による保険金請求は修理時の損傷ではなくエンジンオイル劣化等が原因として請求棄却した

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