• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1900 2013.8.22

①Z病院でも「予見は…困難」、「過失は認められない」と原告の両下肢麻痺への責任を否認した ②追突された33歳男子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛、脊髄液漏れ等の点で「否定的」として14級9号後遺障害を認定した ③追突された56歳男子の頸髄損傷は約40日後急激な症状の増悪が非特異的として因果関係を否認した ④Y車線内に落下物点在、杉木立への衝突等から速度超過、センターライン超えのX車の100%過失認めた ⑤高速道路第2車線に積載物落下を193㍍余先に認めていたX車の先行車への追突の過失は30%と認めた ⑥赤信号無視自転車と衝突した原告自動二輪車に見通し不良の安全不確認で15%過失を認めた ⑦赤進入の被告自転車を手前で発見できたとして安全確認不十分で原告二輪車の過失を15%と認めた ⑧原告自動二輪車の一時停止は認められるがカーブミラー、目視確認なく55%の過失割合を認定した ⑨青信号交差点手前で先行車急ブレーキによる衝突で車の流れに従って走行を信頼した後続自動二輪車の衝突の過失を45%と認めた ⑩客を見つけて急停止のYタクシーの合図、交差点内停止等から非接触転倒自動二輪車の過失を3割と認めた ⑪被告車が工事用ホースを引っかけた過失を認めて受傷した歩行者誘導員の原告に過失は認められないとした ⑫38歳男子会社員の通院期間も残業代に「変動はなく」休業損害を否認した ⑬追突事故での12級主張の症状には画像所見なく49歳の経年性等から自賠責同様14級認定した ⑭海中への落下も水没まで余裕があり脱出の形跡なく故意転落認めて保険金請求を棄却した ⑮平成15年に競売物件を取得、19年全焼も価額協定・再調達契約で1億円超の保険金請求は故意認定して請求棄却した

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