• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1949 2015.9.10

①2級主張の72歳女子の胸髄損傷等を自賠責同様3級認定し後縦靱帯骨化症により1割の素因減額を適用して、将来介護費を日額1,000円で認定した ②自転車で転倒した33歳女子7級主張の左下肢CRPSを否認し12級13号認定した ③25歳男子の頸部等疼痛12級主張の後遺障害は診断書の記載内容を採用することはできないと後遺障害の残存を否認した ④自賠責11級7号脊柱変形を残す51歳男子勤務医師は75歳まで稼働蓋然性高いと9%の労働能力喪失により逸失利益を認めた ⑤米国大学留学を控えた20歳女子の8級脊柱変形は器質的異常が脊柱支持性と運動性の機能減少から労働能力喪失率45%を認めた ⑥追突された38歳男子の胸椎圧迫骨折、低髄液圧症候群を否認し、1年で症状固定として14級9号認定した ⑦深夜自転車通行止め規制道路の第2車線を飲酒後自転車で通行中に追突された25歳男子の過失を35%と認めた ⑧一時不停止で進入の原告原付自転車は被告貨物車の後方に衝突からも原告の過失を70%と認めた ⑨追突された40歳女子の約2ヶ月後の自殺との因果関係を否認し、受傷期間を6ヶ月と認定した ⑩追突された38歳トラック運転手の症状は事故から4ヶ月経過後の発症として、事故との因果関係を否認、請求を棄却した ⑪スナックママ勤務は事故の5ヶ月前等から過去3年間の平均収入を基礎に生活費40%控除で49歳女子の死亡逸失利益を認定した ⑫被告の過失は悪質かつ重大として46歳男子支柱の死亡慰謝料2,800万円、妻子分300万円の慰謝料を認めた ⑬初度登録4年の車検切れキャデラックの駐車場からの盗難はXの盗難事故仮装の動機がないとはいえず盗難の外形的事実を認められないと請求棄却した ⑭保険金額増額、明け渡し判決20日後、助燃剤シンナー使用の失火は原告らの放火として保険金請求を棄却した

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