• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1996 2017.8.24

①自賠責3級高次脳機能障害を残す82歳女子の自宅付添費、将来介護費ともに日額4,000円で認定した ②18歳男子のPTSDは運転を継続しており、生命の危険に直面する体験とは認め難い等から否認し後遺障害残存も否認した ③身体障害1級有する68歳女子の自賠責非該当の視力障害を13級認定し素因減額8割を適用し請求を棄却した ④自賠責13級認定も左眼手動弁となって復職の46歳男子会社員の視力障害を8級1号認定し労働能力喪失25%で逸失利益を認めた ⑤39歳男子自転車での転倒による網膜剥離は約4年前に診断されている等から本件事故との因果関係を否認した ⑥転倒しなかったが原付自転車に接触された63歳男子の半月板損傷による後遺障害を14級と認定した ⑦正面衝突された男子会社役員の事故前からの頸椎症性筋萎縮症等が治療経過に影響を与えたと治療費等の8割を認め、減収は生じていない等からも14級認定の逸失利益を否認した ⑧自動二輪車で転倒の42歳男子公務員に半月板損傷による12級13号左膝痛等の併合12級を認定し、67歳まで10%の労働能力喪失を認めた ⑨乗用車を運転停止中、追突(第1事故)された3ヶ月後の追突(第2事故)も軽微で46歳男子の自賠責14級認定の後遺障害をいずれも否認し、既払金で填補済みと認定した ⑩青色申告する男子接骨院経営者の休業損害を売り上げ差額の30%と認定した ⑪過失運転致死傷罪有罪のY大型貨物車に衝突・轢過された61歳男子作業員の死亡慰謝料を3,000万円、兄弟姉妹の固有慰謝料300万円を認めた ⑫追い抜き後右折の被告自転車に接触され転倒した原告自転車に過失は認められないとした ⑬1ヶ月後に車検切れのレクサスの水没事故による保険金請求は下取り価格484万円、車両保険金額855万円で故意事故作出の動機があったと請求を棄却した

>> 続きを表示