• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1982 2017.1.26

①男子Xの低髄液圧症候群は起立性頭痛認められず、髄液漏出も認められないと事故とブラッドパッチ治療費等との因果関係を否認した ②30㌔制限道路を速度超過、大型自動二輪車無免許運転中、一時停止道路から進入乗用車と衝突した45歳男子に45%の過失を認めた ③Y事故と1週間後のW事故との共同不法行為責任を認め、寄与度Y1割、W9割と認定した ④暗い駐車場内で後退乗用車に衝突された69歳男子の過失を飲酒による判断能力低下等から15%と認定した ⑤夜間、地吹雪下で歩道から車道に出た女子歩行者に25%の過失を認めた ⑥5年前の自賠責3級認定で訴訟上和解する57歳男子は本件追突後も運転でき、食事介助要しない等後遺障害の増悪を否認した ⑦出張先にもロードバイクを持参トレーニング積む49歳男子の自賠責12級認定の右足関節機能障害による後遺障害逸失利益を否認した ⑧頸椎捻挫等から労災併合11級認定の43歳男子は、うがいは出来、頸椎の運動障害無し診断等により後遺障害の残存を否認した ⑨軽貨物車同乗中に衝突され受傷は修理費10万円程度の事故と通院を1ヶ月半中断している等から後遺障害残存を否認した ⑩17歳女子高校生の死亡逸失利益をセンサス男女計平均を基礎収入に生活費45%控除で認定した ⑪駐車場内で前方から後退乗用車に衝突された停止乗用車同乗45歳女子に後頸部痛の14級9号認定し、3割の素因減額を適用した ⑫X会社のクレーン操縦士受傷での傭車契約費用等の支出はX会社の経営判断によるもので加害者に予見はできないと事故との因果関係を否認した ⑬追突されたBMWの保険金請求は知人間事故を秘しての説明等から故意認定し、請求を棄却した ⑭3年以上無保険を突如新契約した翌日の漏水事故は契約前に発生していると事故後の保険契約締結として、不当利得返還を認めた

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