近代と脱近代、ウィーンは2つの世紀末に踊る。赤裸々な死への憧れ。ユダヤ文化人の尖鋭な自己愛憎。夜の女や絵画・建築に息吹く秘めやかな生命。そして、脈動するへの見果てぬ夢。古くて新しい都市のアンビバレントな魅力を大胆に切りとる。