「引き出す」料理で、おいしく、健康に。
長野県上田市・丸子中央病院の最上階にある『ヴァイスホルン』は、病院に用事がない人も訪れる、おいしいと評判のレストラン。『クイーン・アリス』料理長も務めた山田康司さんが、病院専属シェフとして腕を振るっています。
健康とおいしさを実現するメニューは多くの人々に支持され、シェフが毎月考案している、地元スーパーマーケットとの共同企画「いきいきレシピ」は厚生労働大臣賞「健康寿命のばそうアワード<生活習慣病予防分野>」の団体部門優秀賞を受賞しました。
本書では、普段のおかずや、あと1品欲しいときの副菜、シェフの技が光るオーブン料理やデザートなど、毎日の食卓で実践できるレシピを60品紹介しています。さまざまな食材の味を「引き出す」調理の楽しさ、おいしさにぜひ触れてください。
【編集担当からのおすすめ情報】
山田シェフは「健康食」を目的とした料理をしていないと、本書で語っています。食材を生かし、その味を引き出すような調理をすることにより、いろいろな食材をおいしくいただくことができ、その結果、健康食を実践している、と。
当たり前のようで、なかなかできない、本来あるべき食の姿がここにあります。
見た目も味もバリエーションに富み、毎日の献立を考えるのが楽しくなる、そして自ずと元気が湧いてくる、一冊です。