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  • 著者谷口久美
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784120052521
  • 発行2019年11月

「椿姫」に魅せられて

小説・戯曲、そしてオペラとして親しまれてきた「椿姫」。そのモデルとなったクルティザンヌ(高級娼婦)、マリー・デュプレシの生涯とは? 背景となったパリの社交界、ファッション、文化を紹介。「椿姫」の作者、デュマ・フィスとの絆、ヴェルディによるオペラ化の経緯など、「椿姫」の魅力を多面的に描く。「椿姫」をこやなく愛し、みずからもオペラ公演を手がけ、ステージに立つほど入れ込んだ著者が、溢れる思いを注ぎ込んだ一冊。「椿姫」の素晴らしさを一人でも多くの、そして若い読者にも知ってほしい。その思いから、入門者向けに、やさしくわかりやすい読み物となった。

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