中学入試(社会科)に頻出する「ニュースをテーマにした問題」の対策用に、「2020年入試で頻出が予想されるニュース」を厳選し、「ニュース」と「ニュースに関連する社会科の基本事項」を解説した時事問題参考書。
入試では、ニュースは、「ニュースそのものの知識を問う」、あるいは「ニュースをテーマにしながらも、これまで学校や塾で学習してきた社会科の基礎知識を問う」という形で出題されることが多いが、出題率は後者のほうが圧倒的に多い。これはつまり、「中学入試には、この一年間に話題になったニュースに関連する、社会科の基礎知識を問う問題が頻出する」ということだ。
たとえば、国政選挙があった翌年の入試には、「衆議院・参議院それぞれの、議員定数・任期・立候補できる年齢」「選挙権が拡大してきた流れ」などを問う問題が激増する。
入試直前に、こうした「今年の入試で出る問題」を「確実におさえておいたか」どうかによって得点には大きな差がつく。
本書は、長年にわたり中学受験界をリードしてきた日能研が、これまでの膨大な入試問題の分析データをもとに、受験生が無理なくニュースと関連事項を学習できるように構成したもので、「ニュース」「関連する社会科の基本事項」の選択・解説についての信頼性はもちろん、「予想問題」の充実ぶりは他の追随を許さない。
ニュースと関連事項のより深い理解を助ける「時事問題資料集」「時事問題用語集」も収録。