奇妙な匂いを放つ絨毯を追い、現代のイスタンブルから迷い込んだのは、千の言葉と千の民族が行き交う、十三世紀のコンスタンティノポリスだった。現代トルコ・ノンフィクションで定評ある著者、初めての長編書下し異世界ファンタジー。