この物語は、私が41歳のときに東京大学に合格、
入学してから卒業するまでの4年間を軸に、
その前後各20年以上にわたる出来事を描いた実話です。
一度大学を出ていながら、なぜもう一度大学に入って勉強しようと思ったのか。
妻子があり、仕事をしていた私が、多くの人たちに支えられて、
どうやって昼間の仕事を続けながら東京大学に通い、
四年間で卒業することができたのか。
詳しくはぜひ本文をお読みいただきたいと思います。
おそらく、ほとんどの読者の方にとって、
今までに一度も聞いたこともない、読んだこともない物語のはずです。
(本書より)
郵便配達員として働きながら6年がかりで東大に合格。
前代未聞の「学び直し」に挑んだ中年男性の奇跡の実話!
[草思社・文芸社W出版賞 金賞受賞作品]