トガリネズミのトガリィじいさんが、若き日の冒険を孫たちに語って聞かせるものがたり。てっぺんはいつも雲にかくれてトガリ山。そのてっぺんを目ざし出発したトガリィは、草原で出会ったテントウムシのテントといっしょにのぼることにする。とんがったところから飛び立つのが好きなテントは、いつもトガリィの鼻の先や指の先から飛び立つ。