• 著者恩田陸
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784103971122
  • 発行2019年11月

歩道橋シネマ

ぞっとするほど美しく、息を呑むほど恐ろしい。恩田陸の“最新型”がここにある。とある立てこもり事件の証言をたどるうちに、驚愕の真相が明らかになって……(「ありふれた事件」)。幼なじみのバレエダンサーとの再会を通じて〈才能〉の美しさと残酷さを流麗な筆致で描く「春の祭典」、ある都市伝説を元に、世界の〝裂け目〓を描出させた表題作ほか、小説の粋を全て詰め込んだ珠玉の一冊。

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