《人生の本棚に入る本》としてあなたの心の奥地に届く物語!
人見知りの小説家(35) と 姉の遺児(15)がおくる手さぐり年の差同居譚
「姉がさ、日記を遺してたの朝宛だった」
朝の亡き母・実里は日記を遺していた。
20歳になったら渡す、という娘への手紙のような日記を。
槙生にとっては高圧的な姉で、
朝にとっては唯一無二の“母親”だった実里。
彼女は本当は、どんな人生を生きている女性だったのか?
母の日記を槙生が持っていると知った朝はーーー。
槙生と笠町の“新しい関係”もはじまる
ーー扉が開く第5巻。