『プラテーロとわたし』は、スペインのノーベル文学賞作家ヒメネスが銀色のロバ・プラテーロとの旅の日々を書いた世界中で愛される物語詩集。全138篇のうち28篇に、大作曲家マリオ・カルテルヌイーヴォ=テデスコにより、原詩とギターの掛け合いで進むギター曲が付けられている。メゾソプラノ歌手波多野睦美が原詩のリズムを生かした日本語に訳し、自ら歌ったCDも9月に発売される。この28篇の新訳の詩に、1篇ごとに描きおろされた着彩銅版画28点が1見開きずつ交互に展開する詩画集。