舞台は通級指導教室。子どもたちが輝きを得る物語!
本書は、ある小学校の通級指導教室を舞台に、
学習障害などの発達障害のある子どもたちが抱える学校生活や
日常生活での困りごと、指導方法などを
マンガで分かりやすく紹介しています。
1巻では、なかなか漢字が覚えられずに困っている男の子、
他のことに気を取られてぼーっとしてしまう女の子、
字を読むのが苦手で音読やテストに苦戦する男の子、
コンパスなど手先を使う細かい動きにてこずる女の子をメインにした4つのエピソードを収録。
子どもたちはどんなところで困っているのか、
どんな思いを抱えているのか、学校でどういった支援をしていけるのか、
マンガを通して新たな気づきを得ることができます。
本書では、「UDデジタル教科書体 pro」のフォントを使用しています。
文字の太さの強弱を抑えたユニバーサルデザイン書体のフォントで、
ロービジョン(弱視)、ディスレクシア(読み書き障害)のある方にも読みやすいデザインとなっています。
〈あらすじ〉
特別支援教育を大学で教えていた松平彩は、
あるとき小学校の通級指導教室の担当に任命される。
漢字が書けない、ボーッとしてしまう、字が読めない、手先が不器用など…。
さまざまな困難さや学校生活を送るうえでの悩みを抱えた子どもたちや担任が彩のもとを訪れる。
〈出版社からのコメント〉
原作は発達障害教育、特別支援教育に明るい
宮城学院女子大学の梅田真理教授。
実際現場で発達障害の子どもたちと関わってきた経験から、
子どもの困り感や保護者の不安、
担任教諭の戸惑いなどをリアルに描いています。