大学生のころから親しんできたヨット。ぼんやりと夢見ていた太平洋横断。ふとした偶然から手にしたチャレンジの先に待ち受けていたのは、鯨と衝突しヨットを放棄する無残な現実と、命を助けた三つの奇跡だった。数多のバッシングを受けた著者が今、すべてを語る。