• 著者堺屋太一
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167193102
  • 発行1987年1月

峠の群像 4

主君と藩を喪った赤穂の武士団はたちまちにいくつにも分裂した。仕官の口を求めて去る者、主家の再興に賭ける者、吉良への復讐に燃える者、塩業経営に浪士救済を図る者…。仇討派にも、世論の圧力の前に多くの脱落者が出た。が、大石内蔵助は吉良を討つ道を選択した。そして伝説が始まった。

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