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  • 著者瀬川大秀
  • 出版社集英社
  • ISBN9784087861235
  • 発行2019年12月

仁和寺の祈り / 令和に守り伝えたい

これだけは見逃せない国宝・重要文化財の仏像や書画の至宝、372年ぶりに公開した金堂の五大明王の壁画、落慶法要を終えた観音堂、
御室桜をはじめ四季折々の美しい風景など仁和寺の魅力を、第五十一世門跡自らがご案内します。
1130年以上も教え伝えられてきた無形の宝である法流など、仁和寺の教えもわかりやすく解説されています。
さらに門跡自身の体験を通した、祈りの大切さや人生観など、 日々の徒然や人生の本質を語るエッセイに、励まされたり心和んだり・・・。
カラー写真多数の豪華決定版! ぜひご一読を!!
(内容)
はじめに・・・
第一章 仁和寺の始まり 金堂
・令和から仁和へ
・ニ王門
・金 堂
・重文「宝珠羯磨文錦横被」、「宇多法王の肖像」
・五大明王
第二章 観音堂の大修理
・観音堂とは
・観音堂の復興と修理
・機が熟す時
・法 衣
・観音堂障壁画
・変わらないもの、変えてはいけないもの
・デジタル保存に思うこと
第三章 仁和寺の四季と庭園の美
・春の御室桜
・御室桜
・オムロツツジ
・仁和寺の水
・夏の新緑
・秋の紅葉
・冬の雪景色
・庭園の美――技術者たちの空――
・幽玄の美 ライトアップ
・五重塔
・経 蔵
第四章 仁和寺の至宝
・仁和寺が誇る至宝とは
・国宝 「阿弥陀三尊像」
・一日の始まり、薬師如来と共に……
・国宝「薬師如来像」
・仁和寺の見えない至宝「修法」
・重文「吉祥天立像」、重文「愛染明王坐像」
・仁和寺の教えの歴史「法流」
・国宝「高倉天皇宸翰消息」、国宝「御嵯峨天皇宸翰消息」
・歴代天皇の直筆「宸翰」
・歴代の御室の歩みを記す国宝「御室相承記」
・国宝「三十帖冊子」、「弘法大使像」
・空海の思いを伝える国宝「三十帖冊子」
・「孔雀明王像」(三点)
・皇室との深いご縁
・「曼荼羅図」(四点)
・仁和寺の曼荼羅
・仁和寺という小宇宙
第五章 書道と御室流華道
・書道と仏道
・「福」、「寿海」
・「聲を聴いて意を知る」
・御室流華道
第六章 祈りの日々、徒然なるままに
・勅使門
・大嘗祭に参列して
・得度と十善戒
・仁和寺と父
・対話の大切さ――布教師として――
・祈るということ
・王至森寺の火事
・仏教のポジとネガ
・御仏と共にある
・蓮の花
・なぜ祈るのか
あとがき(“重々諦網"な世の中にて)

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