• Authorデザインノート編集部
  • Publisher誠文堂新光社
  • ISBN9784416520659
  • Publish Date2020年1月

デザインノート No.89 / 最新デザインの表現と思考のプロセスを追う

特集:吉田ユニ
メディアが多様化し続ける現代、グラフィックデザイナーはさまざまな表現や手法で自身の仕事の幅を拡張している。
そんななか、“一枚の絵”をつくることにこだわり、独創的な世界観を追求し続けているのが、アートディレクターの吉田ユニだ。
花や果実など、身近な素材を使いながらもまったく新たな視点を与えてくれるビジュアル。
人気タレントを起用し、ときにファンタジックに、ときにユーモラスな表現で、脳裏に鮮烈なインパクトを残すビジュアルーー。
一見CGで合成しているかのように見えるそれらのビジュアルは、すべて手作業によるもので、そのことに気づいたとき、私たちはその絵の前から一歩も動けなくなる。
宇宙のように拡がり続ける発想力と頭に描いたイメージを完璧につくりあげるその実現力は、いったいどのように生まれ、磨かれてきたのか。
そんな興味から本特集はスタートした。
今回、吉田の制作の現場を取材するなかで改めて気づいたのは、彼女の仕事の魅力はユニークなアイデアだけではなく、徹底的にディテールを詰めて、美へ昇華するその熱量にあると感じた。
広告という制限のある枠の中で、どうすればクライアントの要望を満たし、観るものを幸せにし、そして、自分自身も夢中になることができるのか。
常にその一点を探し求める吉田ユニの創造のプロセスを、イメージラフやメイキングを交えて紐解いていく1冊。
■目次
特集:吉田ユニ
●吉田ユニ ロングインタビュー
●ART WORKS
●DETAIL
●吉田ユニ展 Dinalog
●LAFORET CHRISTMAS 2019
MAKING
●LUMINE IKEBUKURO 2019F/W
VISUAL MAKING
●SPECIAL TALK
植原亮輔×吉田ユニ×小杉幸一
●吉田ユニ 一問一答50
●CREATOR’S MESSAGE
吉田ユニってどんな人?
●連載:佐藤可士和の視点とデザイン
吉田守秀×佐藤可士和
●Creator’s Value Special Edition
CREATOR’S FILE
ほか
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