ギリシアの血とアイルランドの血をうけたハーンは、東洋の孤島に放浪の足を止め、「日本の魂の発見者」となった。この神秘的な浪漫詩人は、印象的な筆致で物珍しい生活と美と心を描いた。「盆おどり」など23篇収録。