陶淵明から、大津皇子、華岡青洲、内村鑑三、幸徳秋水、そして河上肇まで、漢詩という糸に導かれ、時代を超えて中国・日本を逍遥。ことばの本質に迫る考察から、現代社会に鋭く投げかけられる「世捨て人の憎まれ口」。