『師門問弁録』には、方谷と門弟たちとの生き生きとしたやり取りが記されており、方谷が、いかに一人ひとりを理解し、対話を通じ、自ら考え、行動する人を育てようとしていたか、よくわかります。方谷が身をもって示してくれた“教育” から、私たちが学ぶことは多いのではないでしょうか。(あとがきより)