天の森スイーウィドーに火を放ち、シュムラ・ドウの首を刎ねた迫水真次郎は、古城ミラヤマで暫しの休息の後、最後の敵ゴゾ・ドウへ立ち向かうべく自ら軍を突き進めていった。ガダバの兵器廠での壮烈なる闘いの果てに、迫水は聖戦士としての運命の終焉を知る。そしてB29の搭載した第3の原爆と共に昇天してゆく迫水が知ったのは、果して悟りなのか-?人間の想念が生んだ宇宙バイストン・ウェルに織りなされた壮大な英雄ロマン、堂々のシリーズ完結篇!迫水真次郎よ、安らかに眠れ。