情報のデジタル化に際しどの程度までの文字に文字コードを与えるかということが現在様々に論議されている。著者らは,色々な国の文字コードに取り組むうちに,各国の文字コードはコンピュータ上での約束事であると同時に,それぞれの文化的背景を投影していると考えるようになった。本書はその根拠となる資料として,日本の文字コードはもちろんのこと,西欧やアジアの主要な文字コード,さらに東アジア各国の全漢字コードを収録した。