• Authorダリル・ブリッカー ジョン・イビットソン 河合雅司
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784163911380
  • Publish Date2020年2月

2050年世界人口大減少

"「これは、世界の『未来の年表』だ」

解説=河合雅司(『未来の年表』シリーズ著者・人口減少対策総合研究所理事長)



2050年、人類史上はじめて人口が減少する。

いったん減少に転じると、二度と増えることはない。



名門調査会社イプソスのグローバルCEOらが、世界各国にて

フィールドワークを敢行。統計に加えた貴重な証言をもとに警告する本書。



この震撼シナリオが進むとすると、米中の覇権争いは予想外の展開を見せ

インド、そしてアフリカの台頭も早まるだろう。

世界経済の行方、温暖化や格差・貧困などのSDGs問題、われわれの人生もが激変する。



著者によると、課題先進国・日本の「復活への切り札は一つだけ」

それは、「女性」か「若者」か「若い老人」か「AI」か「移民」か?



【目次より】

序章 2050年、人類史上はじめて人口が減少する

1章 人類の歴史を人口で振り返る

2章 人口は爆発しない--マルサスとその後継者たちの誤り

3章 老いゆくヨーロッパ

4章 日本とアジア、少子高齢化への解決策はある

5章 出産の経済学

6章 アフリカの人口爆発は止まる

7章 ブラジル、出生率急減の謎

8章 移民を奪い合う日

9章 象(インド)は台頭し、ドラゴン(中国)は凋落する

10章 アメリカの世界一は、今も昔も移民のおかげだ

11章 少数民族が滅びる日

12章 カナダ、繁栄する""モザイク社会”の秘訣

13章 人口減少した2050年、世界はどうなっているか"

>> 続きを表示