縄暖簾ごしにみえてくる歴史 どんな店でどんな酒を楽しんできたのか、〈一寸一杯〉をまじめに考える。京都にはお茶屋・お座敷といった敷居の高い店が多く残る一方で、より庶民的な一杯飲み屋が軒を連ねる風景もある。随筆や文学作品、ガイドブックや地図などを手がかりに、こうした京都の酒場の系譜をたどる。