• 著者和田萃

歴史の道を歩く 橿原市内に息づく古道を訪ねて

橿原市に住んでおられる皆さんは、通勤や通学の際に、あるいは買い物の行き帰りに往来されたり散歩される道が、1300年も前からあった道だということを御存じでしょうか。橿原市内には、そうした道(古道)がいくつもあるのです。古代・中世・近世・近現代に生きた人々が歩いた道を、自分もまた歩いていると知ったら、何かしら不思議な感じ、あるいは心安らぐといった思いを持たれるのではないでしょうか。 皆さんに古道歩きの楽しさを知っていただき、市内の古道を歩かれる際のガイドブックになるようにと考え、本書を執筆いたしました。この図書が機縁となり、市内の古道や藤原宮・藤原京についての理解を深めていただければと念願しています。

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