かつて、石井桃子さんが開いていた子ども図書館「かつら文庫」で、すり切れるまで子どもたちに読まれたという絵本です。
1984年、しばらく絶版になっていたこの絵本が童話屋から復刊されたとき、石井さんは「ねずみのほんが帰ってくる!」と喜んでくださいました。
この、シリーズ3巻の写真絵本は、世紀を超えて日本の子どもたちに愛されつづけています。
―あらすじ―
一匹のねずみが、家を探しています。土管のなか、火のそば、スリッパのなか?
そしてとうとうおもちゃの家を見つけます。「さあ、ねずみにいえができました。よかったね!」