• Author藤原正彦
  • PublisherPHP研究所
  • ISBN9784569846651
  • Publish Date2020年3月

本屋を守れ / 読書とは国力

日本人の15歳の読解力はOECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査で急落。月に1冊も本を読まない中高生や、電車やバスの移動時間に新聞、文庫本を読まずスマホしか見ない大人たち。町の本屋の数は減る一方。著者いわく、これらは国家全体に及ぶ「読書離れと教養の低下」にほかならない。ITと引き換えにわれわれは何を「殺して」いるのか。それは人間を人間たらしめる情緒、思いやり、そして教養にほかならない。かつて昭和の時代、アメリカ人が日本の書店を訪れ、店内が黒山の人だかりなのを見て仰天したという。この光景をもう一度、取り戻さなければならない。めざすは「書店の復活」である。「国語力なくして国力なし」「町の書店がなぜ大切か」「インターネットの情報で教養は身につかない」「デジタル本は記憶に残らない」。愛国の数学者が独自の直観と分析によって達した結論が日本人の「常識」になったとき、わが国は再び輝きを取り戻すだろう。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 子育てはしんどい。だから私は子どもと一緒に旅にでる / 1・3・5歳 子ども3人とローン抱えて世界一周
  • キミのとなりで青春中。 2
  • キミのとなりで青春中。 1
  • 貧困女子の世界
  • ぼちぼちいこか 2版
  • 「育ちがいい人」だけが知っていること
  • 私が食べた本
  • はっぴぃさん
  • まいにちがプレゼント
  • 自然、文化、そして不平等 国際比較と歴史の視点から