「さあ、遊ぼう!」そう声を掛けると、四肢が動かせず呼吸器をつけた難病の子どもでも目を輝かせます。病児や障がい児、被虐待児などのハイリスク児は、「遊びどころではない」と大人が決めつけてしまいがちですが、子どもたちは「遊ぶ」ことで世界とつながり、命を輝かせるのです。病棟などでおもに働く「遊びの専門家」、ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)の育成に取り組む第一人者・松平千佳からの熱いメッセージ。11名の子どもたちの実例を紹介。