『乳と卵』で芥川賞を受賞し、『ヘヴン』、『すべて真夜中の恋人たち』など話題作を発表し続ける川上未映子が、敬愛する作家や生物学者、哲学者、精神科医ら6人と切実に語りあう。心配性と創造性、書くという享楽ゆえの苦しさ、作品が生まれる瞬間、最大の制約がもたらす最大の自由-圧倒的好奇心と知力が呼応する奇跡の対話集。